SIGMA 24‑70mm f2.8 DG DN レビュー

カメラ

SIGMA 24‑70mm F2.8 DG DN(以下、本レンズ)を購入し、何回か撮影したので、レビューしたいと思います。ちなみに、カメラ本体はSony α7RIV(ILCE-7RM4)になります。

最初に、本レンズを購入した理由について、次に作例を交えたレビューをしたいと思います。

ちなみに、α7RIVのレビューはこちら

なぜこのレンズを買ったのか

まず初めに、数あるレンズの中からなぜこのレンズを買ったのかについて説明します。

このレンズ購入前に持っていたレンズは、Sony FE24mm F1.4 GM(SEL24F14)の一本のみで、このレンズで大体3ヶ月くらい撮影していました。この広角単焦点レンズのみで撮影する中で、特に旅行などの際に、もっと被写体を大きく切り取りたいと思うことが多くありました。また、撮った写真を現像する際に、がっつりクロップすることが多々ありました。そんなことから、もっと望遠寄りのレンズがあればいろいろな構図を作れるのになーと思うようになりました。

そんな中、悩んだレンズは、以下3本です。また、選ぶ際は、Super35mm/APS-Cモード(画素数を落として焦点距離を1.5倍にする機能)の利用も考慮しています。このモードを使っても、約2620万画素残りますから、これだけの画素が十分です。

  • CarlZeiss Batis 2/40 CF
  • SIGMA 24‑70mm F2.8 DG DN

一つ目は、CarlZeissの標準単焦点レンズです。APS-Cモードを使えば、60mmになります。重さが361gと非常に軽量かつ最短撮影距離が24cmという短さ、そしてF2という明るさが魅力的です。

次にSIGMAですが、こちらは標準ズームになります。APC-Cモードで望遠端が105mmに。すると、24-105 F2.8というすごいレンズになります。GMの標準ズームSEL2470GMもありますが、SIGMAの方が小型軽量かつ高解像のため、SIGMAを選んでいます。レンズの解像度については、以下記事をご覧ください。

で、この2つのレンズで悩んでいたのですが、より汎用的なレンズがよいと思ったこと、標準ズームはいつか買うことになるだろうなと思ったこと、プロカメラマンのYoutubeチャンネルでは、大体標準ズームをおすすめしていることなどから、SIGMAの本レンズとしました。もちろん、プロカメラマンになるつもりはないのですが、やはりプロの意見は参考になると思います。

レビュー

前置きが長くなってしまいましたが、レビューしていきたいと思います。

なんといっても、解像感がすごいですね。非常に緻密な感じがします。

ボケはフワッとしていて、被写体の質感も抜群です。特に、金属なんかはぞくっとするレベルで描写してくれます。

最短撮影距離は、ワイド端で18cm、テレ端で38cm。テーブルフォトでは、テレ端だとちょっと意識して後ろに引いて撮る、くらいの距離です。結構寄れる方だと思います。

操作性についてですが、AFMF切り替えボタン、AFLボタン、ズームのロックボタンが配置されており、いいですね。いちいち本体設定いじらずとも、さっとAFMF変更できます。慣れればファインダー覗きながらでもできるのでしょうか。

またロックボタンですが、ストラップで首から下げていて、ズームが伸びてしまうようなことはありません。とはいえ、知らずに伸びていてどこかにぶつけてしまうことのないよう、普段はロックして運用しています。ズームしようとすると自然とロック解除されるので、そこら辺はスムーズにできます。

出てくる写真はどれも文句なしなのですが、やはり重いですね。。。本レンズの重さは830gで、α7RIVは665g。合わせると1495gで約1.5kgになります。今まで軽量のSEL24F14GMを使っていた私に撮っては、大型かつずっしりしています。これでも、ひと昔前のフルサイズ一眼レフと大三元レンズの組み合わせよりだいぶ軽いのでしょうが。

とはいえ、最近のレンズはどんどん小型軽量化が進んでいて、SEL24F14GMなんかはいい例だと思います。。大三元レンズも、もっとレンズ性能を意地しつつ小型化してくれるといいですね。

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