SIerからFintechベンチャーへの転職(前編:転職の経緯)

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2020年9月18日、金融系ベンチャー企業からの内定を受諾し、晴れて転職する運びとなりました。転職にあたっては、先達の皆さんのエントリーが非常に参考になったので、私も退職(転職)エントリーを書こうと思います。

この前編では、転職に至るまでの経緯、転職を決意したきっかけなどをご紹介します。

私について

まず、簡単に自己紹介をしたいと思います。執筆時点の2020年9月現在28歳で、社会人歴は6年目。新卒入社した会社に勤め続けていました。会社はIT企業(とは名ばかり)で、金融系のSIerです。

大学時代は、情報工学を専攻しており、研究室ではHPCの研究をしていました。当時非常に話題だった、GPUを用いた科学数値計算の高速化に取り組んでいました。当時は、ひたすらCUDAのコードを書いては実行、バグとりして、というのを繰り返していました。2013年~2014年は、GPUでいうとGTX500番台のGPUが多かったように思います。

転職に至った経緯

今までの業務を振り返りつつ、転職に至った経緯をご説明します。

1年目〜2年目:ソフトウェアエンジニア

新卒で入社し、研修が終わると、ソフトウェアエンジニアとして配属されました。担当することとなったシステムは、債券などの取引の際に使われるシステムで、事業会社の業務上、非常に重要なシステムでした。通常、実際の開発業務(コーディングや単体テストなど)はベンダーさんにお願いする場合がほとんどなのですが、新人ということもあり、育成の一環で開発をやらせてもらうことになりました。

初めて担当した開発案件は、別のシステムから受信するデータの桁数が変更されるため、それに合わせて改修するというものでした。簡単そうな案件に見えますが、確か半年かけて設計、開発、テスト、リリースまでやった記憶があります。金融システムはここまで慎重になるのかと思いながら対応を進めていました。また、開発の基礎を学んだのも、このときです。

そんな開発案件をやりながら2年目になると、開発からは遠のき、ドキュメント作成が多くなりました。というのも、会社として、システムを内製化しようというプロジェクトが立ち上がり、そのプロジェクトにアサインされたのです。この時の業務は、内製化するシステムのコードや設計書を読み、処理を理解し、それを元にシステム理解の補助資料としてWordやExcelを作成するという内容でした。ひたすらに資料作りです。最初は、まぁこれも重要な業務だと言い聞かせ、取り組んでいました。残業などはほとんどなく、初めて残業0となったのもこの案件を担当している時でした。

半年ほどそんな業務を続けていましたが、これらの業務にやりがいを感じることができず、また成長感が得られなかったため、転職しようと決意しました。ただ、このときは、転職活動を初めてすぐに別部署に異動となったため、結局、転職活動は中止にしました。

3年目〜現在:インフラエンジニア

異動先は、インフラ部門でした。当時、インフラは全く詳しくなかったので、異動を言い渡されたとき、とてつもない不安に襲われたのを覚えています。

インフラ系の業務では、マネジメント業務がほとんどで、案件や維持保守の推進、各種調整や課題管理などがほとんどでした。技術的なところには触れることができませんでしたが、インフラ系の知識はあまりなく、覚えることは多くあったため、成長感はありました。また、周りの社員や他社ベンダーの方は、みな気さくで面倒見がよく、業務、プライベート共に、仲良くよくしていただいていました。

また、新技術の検証にも取り組ませてもらいました。Ansibleという構成管理ツールのPoCや導入などを行いました。元々ソフトウェアエンジニアとしてコーディングなどをしていたため、Ansibleのplaybook作成はすんなりできました。Ansibleでは、インフラの構築や運用作業を自動化することができるのですが、これが結構面白く、自動化・効率化が好き/得意なのかもしれないと思いました。学生時代HPCやってたからかもしれません。

異動してから2年ほどたった2020年4月、コロナウイルスにより2ヶ月間自宅待機となりました。自宅待機なので、ほとんど仕事もなく、学習ばかりしていました。まとまった時間があったため、集中して学習に取り組めました。主に、Azureについて学習しました。せっかくならばと、Azureの資格も取りました。また、それでも時間があったため、漠然とですが、今後のキャリアについても考えました。で、やっぱりエンジニアになりたいと思いました。もっと、技術的なところに取り組みたいと。インフラ領域もソフトウェア領域もしっかりできる、所謂フルスタックエンジニアになりたいと。

で、転職についていろいろ調べました。特に、やりがいや技術面で、自分たちでサービスをやっているような会社がいいなと思い、Web系や自社サービスをやっているような企業を中心に調べました。特に参考になったのが、やはり退職エントリー、転職エントリーです。SIerからWeb系に転職した方々のエントリーを見て、自分もこんな会社にいきたいなーと希望を膨らませていました。

そんなこんな考えていたら、在宅勤務の環境が整い、自宅待機が解除され、業務が始まりました。結構忙しく、毎月のようにWordを作っては、会社の先輩、お客さまの課長、部長、役員に報告する、といったことをやっていました。1〜2週間で資料作成、1週間でレビュー、1週間で役員報告というスケジュールでした。正直、これが一番辛かったです。残業も70時間近くになり、一体自分は何のためにやっているのだろう、本当にこれがやりたかったことなのだろうか、果たして成長しているのだろうかと思うことが多くなりました。これを気に転職を決意しました。

次回について

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、転職を決意した私が、どのように転職活動を進めて行ったのか、転職においてやったこと、コツなどを書こうと思います。

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