先日、個人開発頑張ろう、ブログをしっかり書こう、Youtubeも始めてみようと思い、思い切ってMacBook Pro 13を買いました。その際、やっぱりCPUやメモリのカスタマイズで結構悩んだので、記事にしようと思います。 ちなみに、2020年9月時点では、CPUの世代で上位モデルと下位モデルが選べますが、上位モデルのものをカスタマイズして買いました。
用途は、以下の通り。
- ブログ執筆
- 動画編集
- RAW現像
結論
CPUはCore i5で十分。その分メモリはしっかり積もう。
自分は、CPUはCore i5、メモリは32GBにしました。
CPUの選び方
まず、型番の特定から。
こちらのサイトによると、型番は以下の通り
- Intel Core i7-1068NG7
- Intel Core i5-1038NG7
上記の型番で、Intel公式ページにて比較してみました。
Intel公式の比較URLはこちら。
はい、見事に似たようなスペックです。
違いといえば、動作周波数です。i7のほうが0.3Ghz高いですね。これに2万円の価値があるかといわれると、自分はないと感じました。
例えば、デスクトップPCで使われるCPUで、この2万円の違いはというと、
型番 | コア | スレッド | 動作周波数 | 価格 |
Core i7 10700K | 8 | 16 | 3.8GHz | 44,780円 |
Core i5 10500 | 6 | 12 | 3.1GHz | 23,990円 |
だいたいこれくらい違うんですね。コア数、スレッド数、動作周波数ともに、i7のほうが上です。特にコア数は性能差が大きくでると思います。これだけの差があれば、2万円高くてもいいかなーと思うのですが、さすがにMacbookでの動作周波数の違いに2万円は出せませんでした。
次に、ベンチマーク比較です。以下サイトにまとまっているので、こちらでは具体的な数値は記載しませんが、大体10%程度の性能向上です。動作周波数が約10%の違いなので、ベンチマーク結果もそれに比例しているのでしょう。
この結果についても、どうとらえるかは人それぞれだと思いますが、自分は2万円の価値はないと判断しました。
メモリの選び方
メモリは、予算の許す限り多いものを選びましょう。というのも、昨今のコンピュータにおいて、性能低下の原因はデータへのアクセスの遅さがほとんどのように思います。
CPUは、メモリにデータを載せきれない場合、不要なメモリ上のデータをディスク(SSDやHDD)に一時退避させ、空いたところに新たなデータを持ってくるという動きをします。この時のディスクアクセスがものすごく遅く、CPUの足を引っ張ります。NVMe SSDでもメモリの500倍は遅いと言われています。大きなデータを扱う動画編集、画像編集などをする場合は、ここが原因で遅くなることが多いと思います。
ここで、頭のいい方は「32GBものデータ使うことないでしょ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。それはその通りなのですが、MacOSの動きとして、メモリが余っていればその分をキャッシュとして使い、PCの動作全体を軽くする、ということをします。なので、メモリが多ければ多いほど、スムーズに使える場面は増えると思います。
メモリ増量は、多少値は張りますが、なるべく多い容量にすることをお勧めします。
種類 | アクセス速度(ナノ秒) | 速度差 |
メモリ | 100 | – |
NVMe SSD | 50,000 | 500倍 |
SATA SSD | 100,000 | 1000倍 |
おわりに
いかがだったでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
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