AZ-103合格体験記

Tech

はじめに

2020年7月18日、Microsoft Azure Administrator Associateの資格試験「AZ-103」に合格しました。合格に当たっては、先達の体験記にお世話になりましたので、私も残しておこうと思います。

ちなみに、AZ-103は2020年8月31日を以て終了、以降はAZ-104になります。
AZ-103とAZ-104の違いは以下記事をご覧ください。

学習のコツ

学習する際に、意識しておくと合格に近づきそうなことは以下の2点です。

①Azureはグローバルサービスであること
②制約事項(機能が使えない場合の条件)を理解すること

例えば、

ネットワークの機能にVNet Peeringがありますが、
・東日本リージョンと米国西部リージョンは接続できるのか
・Peering接続できないときはどのようなときか

VMであれば、
・東日本リージョンから米国西部リージョンへ移動できるのか
・ダウンタイムが発生するのはどのような操作か

などを考えながら取り組むと、ぐっと合格に近づくと思います。

学習方法

①Microsoft Learn

Microsoft公式の学習サイト「Microsoft Learn」のラーニングパスをやりました。座学だけでなく、実機を使って演習ができるのでお勧めです。演習用のアカウントで演習できるので、費用も掛かりません。(一部費用掛かる演習もあります。)

試験 AZ-103: Microsoft Azure Administrator - Certifications
試験 AZ-103: Microsoft Azure Administrator

②Whizlabs

海外のIT系試験対策サイトで、AzureのほかAWSやLinux、Javaのコースもあります。Azureのコンテンツもたくさんあり、今後の学習にも役に立ちそうです。

また、試験問題が公開されていないAzure試験の模擬試験を受けることができる、貴重なサイトです。AZ-103の場合、無料の模擬試験が1つ、有料の模擬試験が5つあり、合計で290問の問題を解くことができます。出題形式も実際のテストとほぼ同じで、非常に役に立ちます。正直、これがなければ合格できていなかったと思います。

各テストでは、全体/分野ごとの正答率や過去の正答率も見れたりするので、苦手な分野がどこか、すぐに把握することができました。

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上記2つで学習する際に、気になるポイントはブログの下書きにメモを取りながら進めました。ぜひ参考にしてください。

所感

2020/7/4に受験し、608点で不合格になりましたが、何とか2回目に合格できました。範囲が広いうえに、コマンドの引数や詳細な操作手順まで聞かれたので難しい試験でした。もう一度受けて受かるかというと、結構厳しいと思います。

現在、Azureはシェア2位ですが、AWS・Azure両方を使ったことのある立場から言うと、Azureのほうが使いやすい(UIがすばらしい)と思っています。これからどんどんシェア率が伸びる予感がします。

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