【Azure】VMのコア数上限(クォータ)を引き上げる方法

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はじめに

Azureで、vCPU数が多いVMを作成しようとしたとき、以下のような「クォータの不足」のエラーで作成できない時は、クォータの引き上げを依頼しましょう。

Azureでは、VMのサイズファミリー毎に、既定のvCPU上限値が存在します。この上限値を引き上げることで、vCPUの多いVMを作成できるようになります。

クォータの引き上げ

まず、VMを作成したいサブスクリプションのページから「使用量+クォータ」を開き、「クォータの引き上げを要求」を選択。

次のページでは、「問題の種類」、「サブスクリプション」はデフォルトのまま。

「クォータの種類」は「コンピューティング-VM(コア-vCPU)の。。。」を選択し、次へをクリック。

このページでは、要求の詳細を入力。(2枚目の画像参照)

「サポート方法」の連絡方法はメールを選択(電話でも大丈夫ですが、面倒なのでメールのほうが吉)。

サポート言語は日本語。

連絡先情報はご自身の連絡先を入力してください。(デフォルトのままでOK)

要求の詳細の詳細の入力では、次のように入力します。

デプロイモデルは「リソースマネージャー」で問題ありません。「クラシック」は2015年頃まで使われていたデプロイ方法で、現在は原則使いません。

画像で「NVSv3 Series」となっているところは、ご自身で使いたいサイズファミリーを選択してください。今回は、ゲームなどに最適化されたGPU付きサイズ「NVSv3 Series」としています。

次のページで、作成ボタンをクリックし、引き上げリクエストを依頼します。

おわりに

依頼をすると、依頼しましたというメールが届き、依頼が承認されると、承認しましたメールが届きます。自分の場合は2分程度で承認されました。(早い。。。)

これでvCPU数の多いVMを作成できるようになります。

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