投資信託であるeMAXIS Neo クリーンテックについてまとめてみました。
最近なにかと話題のクリーンテック。菅首相が温室効果ガス削減について言及していたり、米バイデン大統領も2021/3/31にEV・クリーンエネルギーに大規模投資すると発表していたり、日米首脳会談で日米でリードするなどと発表するなど、非常にホットな話題です。
そんななか登場したのが、このeMAXIS Neo クリーンテックです。
※2021年5月4日追記:eMAXIS Neoシリーズについて、S&P Kenshoクリーンテック指数について追記しました。
ファンド概要
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
ファンド概要 | 主として、米国の金融商品取引所に上場している、日本を含む世界各国のクリーンテクノロジー関連企業の株式等に投資を行う。S&P Kensho Cleantech Index(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。8月決算。 |
信託報酬 | 0.72% |
組み入れ銘柄をまとめています。
eMAXIS Neoシリーズについて
eMAXIS Neoが連動を目指すインデックスは、AI(人工知能)が数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選び出します。AIだから、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されます。
https://emaxis.jp/lp/neo/index.html?emaxis?top_bn=neo_lp
eMAXIS Neoシリーズは、AIが銘柄選定をしている投資信託のシリーズで、このクリーンテック以外にもナノテクノロジーや自動運転などもラインナップされています。
既発のeMAXIS Neoシリーズのファンドのパフォーマンスは以下の通り。以下のファンド以外についてはこちらをご参照ください。
S&P Kenshoクリーンテック指数について
S&P Kenshoクリーンテック指数は、環境に優しい方法でエネルギーを生み出すテクノロジーまたは製品に特化している企業のパフォーマンスを測定するように設計されている。S&P Kenshoクリーンテック指数は、S&P Kenshoニュー・エコノミー指数シリーズ内のサブセクター指数であり、クリーン・テクノロジー・セクターに従事している企業を表すことを意図している。クリーン・テクノロジーは、クリーン・エネルギー革命(太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電)を可能とする技術を生み出す原動力である。太陽電池の改善から風力タービンの軽量化に至るまで、このセクターはクリーン・エネルギー及び再生可能エネルギーの継続的な創出に不可欠であると考えられる。
https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-kensho-cleantech-index-usd
S&P Kenshoクリーンテック指数は、バイデン需要により2021年初にピークを迎え、2021年5月現在では一段落ち着いたマーケットとなっているようです。
この指数をベンチマークとして設定されたETFに、イスラエルの「Harel Sal (4D) S&P Kensho CleanTech」があります。構成銘柄は以下の通り。
買うの?
まだ情報が少ないため、確実なことは言えませんが、きっと買うと思います。理由は以下の通り。
- クリーンテック系ファンドにしては、信託報酬が低い
- テクノロジーの進歩と地球環境の保護は永遠のテーマな気がしていて、需要は尽きなさそう
- 米国だけでなく世界中で取り組みが活発
- eMAXIS Neoシリーズは、どれも基準価額が大きく伸びており、リターンが期待できる
上記パフォーマンスの通り、バイデン需要のピークは過ぎており、最高値で買ってしまうようなことは避けられそうです。また、冒頭に述べた米国の大規模投資は、計画の提案段階ですので、これが承認されればまた一段上がると予想しています。
それから、やはり環境への配慮というのは避けて通れない道で、仮想通貨においても環境にやさしい仮想通貨としてChia Coinなるものまで登場しています。これに限らず、今後はいろいろなサービス、製品において「環境にやさしい」と謳うものが出てくると思います。
ちなみに筆者は、eMaxisNeoナノテクノロジーを買っていて、こちらは順当に伸びてくれています。
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